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映像・動画制作の手ブレを抑えるコツ&機材選びのポイントを解説

動画撮影において、できるだけ手ブレを抑えたいけれど方法が分からないといった悩みを持つ方も多いと思います。

特に、スマートフォンやミラーレス一眼カメラでの撮影が一般的になった今、安定した動画を撮影するためのテクニックや機材の知識は撮影のクオリティに直結します。

本記事では、手ブレを最小限に抑えるための機材選び、撮影時のポイント、編集ソフトウェアを使った後処理のコツまでを解説します。

初心者の方、プロレベルの映像・動画制作を目指す方、日常のシーンをもっと美しく残したい方、ぜひ最後までチェックしてみてください。

動画制作の手ブレ問題

手ブレの原因と影響

動画撮影時の手ブレは、カメラを持つ手の自然な揺れによって発生します。

長時間の撮影や、手の安定を欠く撮影が主な原因で、結果として映像の品質に影響を及ぼします。

手ブレの映像は、臨場感を演出するために活用する場合がありますが、見る人に不快感を与えたり、重要なシーンのディテールを損なったりすることもあります。

特に、暗い場所での撮影や、遠くの被写体をズームで捉える場合、手ブレはより顕著に現れやすくなります。

手ブレを最小限に抑えて撮影するためには、三脚・スタビライザー・ジンバルなどの機材を使用すると効果的です。

これらの機材を活用することで、手の揺れを効果的に抑え、撮影時の安定性を大幅に向上させられます。

安定した映像は快適な視聴体験を提供し、動画の全体的な品質を高める効果が期待できます。

関連記事:映像・動画制作のカメラ選び&機材選定マニュアル【 初心者向け 】

手ブレ防止の基本原則

三脚の使用は手ブレを防ぐ最も確実な方法の1つで、特に静止映像や長時間の撮影には欠かせません。

動きのあるシーンでは、スタビライザーやジンバルを活用することで、滑らかで安定した撮影が可能です。

手ブレ防止の基本原則は、カメラの正しい持ち方から始まります。

カメラは両手でしっかりと支え、肘を体に近づけることで安定させ、RECを開始すると良いでしょう。

機材やテクニックを適切に使用することで、手ブレによる映像の劣化を防ぎ、高品質な動画制作が実現します。

以下、詳しく解説していきます。

手ブレを抑える機材3選

三脚

三脚は動画撮影における手ブレ防止だけでなく、様々なシチュエーションで効果を発揮します。

三脚を使用することでカメラを完全に静止させられるため、長時間の撮影やタイムラプス、静止映像の撮影には欠かせないアイテムです。

また、特定の角度や高さでの撮影を維持したい場合にも役立ちます。

さらに、三脚は動画撮影におけるクリエイティブな表現の幅を広げることもできます。

例えば、低角度からの撮影や、カメラを固定してのパンニングなど、手持ちでは難しい撮影技術を実現するためにも使われます。

三脚を最大限に活用することで、より品質の高い動画制作ができるでしょう。

スタビライザー

スタビライザーには大きく分けて機械式と電子式の二種類があります。

機械式スタビライザーは、重力と物理的バランスを利用してカメラの動きを安定させます。

一方、ジンバルと呼ばれる電子式スタビライザーは、モーターを使用してカメラを安定させるため、より滑らかな映像を実現します。

また、比較的小型な製品が多いのが特徴です。

選び方のポイントとしては、まず撮影する動画のタイプを考慮することが重要です。

例えば、重いカメラ用に設計された機械式スタビライザーを使用すれば、長時間の撮影でも疲れにくく、安定した映像を保つことができます。

一方で、アクションシーンやスポーツイベントなど、動きの激しい撮影には、取り回しの良いジンバルが適しています。

予算と撮影条件を考慮して、最適なスタビライザーを選択しましょう。

ジンバル

ジンバルは簡単に手ブレを軽減させられる画期的な機材です。

走りながらの撮影やアクションシーンなど、動きの多い場面で揺れを効果的に抑え、非常に滑らかな映像を実現します。

また、ジンバルを使うことでカメラアングルの自由度が高まり、クリエイティブな撮影が可能になります。

さらに、多くのジンバルには先進の機能が搭載されており、顔認識やオブジェクト追跡など、撮影をより簡単かつ高度にするサポート機能が搭載されているのも魅力の一つです。

撮影技術で手ブレを防ぐ

カメラの正しいホールドテクニック

手持ちで撮影する際には、カメラの正しいホールドテクニックを活用することが手ブレを抑えるにあたって非常に重要です。

まず、カメラをしっかりと両手で握り、肘を体の側面に密着させることで、安定させます。

さらに、撮影時には体を固定し、可能であれば壁や柱などにもたれることで、さらに安定性を高めることができます。

ゆっくりと息を吸いながらRECボタンを押し、撮影の瞬間には息を止めるというテクニックも有効です。

これらの方法を実践することで、手持ち撮影でもブレを大幅に減少させ、クリアで鮮明な映像を撮ることが可能になります。

動画撮影の際にはこれらのホールドテクニックを意識して、より高品質な動画撮影を目指しましょう。

動きながら撮影するコツ

動きながらの撮影は、動画にダイナミズムを加える効果的な手法ですが、手ブレを最小限に抑えるにはコツが必要です。

まず、体全体を安定させることが重要で、歩く際には足を地面にしっかりと着けて、なるべく滑らかに移動します。

膝を少し曲げ、小さなステップで忍者のように歩くことで、ショックアブソーバーの役割を果たし、カメラの揺れを減少できます。

また、カメラは体に近づけて持ち、両手でしっかりとサポートすることも大切です。

さらに、スタビライザーやジンバルを使用することで、さらに滑らかな映像を撮影できます。

撮影の方向を変える際には、体全体をゆっくりと回転させるようにし、急激な動きは避けましょう。

これらのテクニックを駆使することで、動きながらでもブレの少ない映像を撮影できるようになります。

編集ソフトで手ブレ補正

定番の編集ソフト3選

動画編集ソフトは、素材を映画のような作品に変える魔法のツールです。

Adobe Premiere Proは、業界標準とも言える高機能な編集ソフトで、複雑な編集やカラーグレーディング、オーディオミキシングまで、幅広いニーズに応えます。

Final Cut ProはMacユーザーに人気で、直感的な操作性と高速なレンダリングが魅力です。

DaVinci Resolveは、無料版でもプロレベルの編集が可能で、特にカラーコレクションとオーディオポストプロダクションの機能が充実しています。

動画編集を始めるにあたって、これらの編集ソフトを使用することで、自分の表現したい世界をより鮮やかに描くことができるでしょう。

編集時の手ブレ補正機能

撮影後に気づいた手ブレは、編集段階で補正することが可能です。

多くの編集ソフトが手ブレ補正機能を搭載しており、安定した映像に仕上げることができます。

Adobe Premiere Proでは、「 ワープスタビライザー 」が手ブレ補正の役割を果たし、映像の不自然な揺れを分析し滑らかに補正します。

Final Cut Proでは、「 手ぶれ補正 」機能を使って、同様の効果を得ることが可能です。

DaVinci Resolveには、強力なトラッキングとスタビライゼーションツールが備えられているため、細かい揺れも効率的に修正します。

撮影時に避けられなかった手ブレも、視聴者にとって快適な映像体験を提供するクオリティの高い動画に生まれ変わります。

まとめ

映像・動画制作における手ブレ問題の解決策、適切な機材の選定方法、そして編集ソフトウェアの活用方法について解説しました。

手ブレは多くの映像クリエイターが直面する問題ですが、三脚やジンバルなどの機材の使用や、正しいホールドテクニックの実践、編集時の手ブレ補正機能の利用によって、大きく改善されます。

映像・動画制作は制作者のクリエイティビティを発揮する表現方法ですが、適切な機材と基本的なテクニックの活用で更にクオリティが向上します。

本記事が、あなたの動画制作活動において有益な情報となり、より良い作品作りの一助となれば幸いです。

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